葬儀に使用する生花は、大きく分けて「枕花」「供花」「献花」の三種類があります。その中でも供花は、式場や祭壇にお供えをするお花です。故人の供養をするために、遺族や親族、親や友人が贈ります。また、遠方に住んでいて、お葬式に参列できないと言う人も、お香典代わりとして供花を贈る事があります。そんな供花の一般的な平均相場は7000円から20000円前後だと言われています。
1対で贈る場合には、2基必要となりますので、金額も倍になります。供花を送る場合には、香典は必要ありませんが、会社や親族一同など、まとまって供花を送る場合には、個人で別に香典を包む事もあります。その際には、必ず周りの人にどうするのかというのを確認してから準備をすると良いでしょう。供花は、絶対にこの花を使わなくてはいけないというものはありません。
ですが、お葬式は厳かな場になりますので、あまり派手な色合いの花は避けるようにしましょう。白をメインにして、淡いピンク色や青、黄色などシックな色合いでまとめると良いでしょう。不安があれば、事前に花屋さんに相談をして、それにあったお花を用意してもらえば確実です。マナーをきちんと守って参列をするためにも、供花選びは細心の注意を払うようにしましょう。